2013年4月1日(April Fools' Day) C61 20+在来形客車(マロネ40他7両・13両) 特急「はやぶさ」もどき画像

↓2013年4月1日、C61 20+在来形客車によるリバイバル特急「はやぶさ」が運転……?
2013.04.01 「はやぶさ」 在来形客車13両s マロネ40車内s
●画像はクリックすると倍のサイズで表示されます。

……って、もちろん4月1日(April Fools' Day)合わせの、いんちき加工画像と戯言でした(笑)
以下、製作裏話その他ですが、無駄に長い駄文となっておりますw
また、ベース写真、加工中写真なども掲載しました。
 
 

では、いんちき画像wについての裏話などを。

2011年のC61 20復活後、在来形客車を牽引する姿を当たり前に見れるようになりましたが、個人的には、C61 20+オハニ36……の編成は、昔の写真で見た、在来形客車当時の「はやぶさ」の印象と重なるものがありました。
C61 20は最晩年以外は東北の配置だったため、「はやぶさ」牽引はなかったのですが、オハニ36 11は「はやぶさ」での使用歴があったので、なおさら「はやぶさ」の印象が強くなります。
(オハニ36 11には現在も、特急運用されていた証のテールマーク取付金具が残されています)
そんなこともあって、今回のような加工をやってみたいと思ったのですが、少し調べてみると、横川に保存されているマイネ40 11、オハネ12 29、ナハフ11 1の3両も「はやぶさ」で運用されていた可能性が非常に高いということもわかり、ますます「はやぶさ」っぽい画像を作りたくなってしまいました(笑)

オハニ36 11、マイネ40 11、オハネ12 29、ナハフ11 1と「はやぶさ」との関係については、こちらの記事↓の後半部を参照してください。
●2011年4月27日(水) C61 20 試運転時の在来形客車 両側面写真と…無駄に長い戯言(汗)


そして、2011年11月3日の「SLいせさき」は、C61次位がオハニ、ヘッドマーク付、架線柱が編成の奥側となる構図で撮れたので、これをベースに加工を試みたのですが、実行してみると、その写真がベースでは難しい部分が多く、また、大変な時間も必要となることもあって断念してました。

その後、本年2月10日の「SLおいでよ銚子」で、C61 20としてはこれまでで最も理想的と思えるくらいの写真が撮れましたが、実はこれの撮影時、今回の加工を見越して撮ってました(笑)
2013.02.10 1518_56(1) 下総豊里~椎柴 「SLおいでよ銚子」 C61 20+在来形客車+DE10 1752s
2013.02.10 15:18 下総豊里~椎柴 「SLおいでよ銚子」 C61 20+在来形客車+DE10 1752
↑今回のベースとなった写真です。(加工後よりトリミングは控えめ)
↓加工後 (この画像は4/1掲載)
2013.04.01 「はやぶさ」 在来形客車7両s
当初はスロ54の床下機器レイヤを表示し忘れてたので、それを修正し、オハニの赤色反射板を外したものに差し替えました。(修正前→) 2013.04.01 「はやぶさ」 C61 20+在来形客車7両s

編成は、C61 20+オハニ36+マロネ40+スロ54+オシ17+ナハネ11+ナハネ11+ナハフ11の客車7両で、1958年10月~1960年7月の「はやぶさ」の博多~鹿児島間(下り列車)を再現ということになります。
加工は客車の外観変更が主体で、車体側面はもちろん、床下機器・台車・屋根もある程度それらしく加工したつもりです。
(雨樋位置と裾の高さが一致してないものが多いのは、各形式の高さの違いを意識して再現したためですが、マロネ40の雨樋は低くなりすぎました(汗))
客車の塗色は、元の色を生かしてぶどう色2号としたので、塗色規定上では1959年7月以降となります。
在来形客車当時の「はやぶさ」のカラー写真はなかなか見ないですが、概ねこのような姿だったのだろうという想像の一助となりましたら幸いです。

なお、片デッキ車の向きが、かつての「はやぶさ」当時(基本的にデッキが下り向き)と逆になった理由は、ベースとした手持ち写真の関係です(笑)
(ナハネ11は横川のオハネ12の写真をベースにしてますが、寝台側しかまともに撮れないので)
また、他の理由として、「マロネ40は優等側となる区分室が下り向きになるほうが好み」「片デッキ車はデッキが後ろ側のほうが加工が楽」ということもありましたw

ちなみに、以下の加工も考えはしました。
・C61 20の副灯撤去、発電機1基撤去、除煙板の点検口閉塞、ナンバープレートの番号変更、その他の加工でかつての「はやぶさ」牽引機を再現
・ヘッドマークを、九州地区特有のおわん形に
・架線及び架線柱を消去して非電化区間に
これらを行なえば、かつての「はやぶさ」もどき画像にできた気がしますが、手間があまりにも大きくなりすぎるので、「現代にC61牽引はやぶさが復活」という想定にしておきました。
(その関係で、オハニ36の無線アンテナも残しました)




各車の主な加工点についていちおう触れておきます。
●C61 20
・ヘッドマークを「はやぶさ」に変更

●客車の共通加工
・窓下の列車行先札を、青地に白文字の「鹿児島行 FOR KAGOSHIMA」に変更(文字は潰れるのでそれっぽくw)
・急行札は機関車寄りのみ入っていたので、反対側にも追加
 また、下り側に「特急 LTD.EXP.」、上り側は「はやぶさ HAYABUSA」と赤文字で追加(これもそれっぽくw)
・床下機器配置を変更
 (一部機器はそれっぽく描画。マロネ40についてはもう少し機器を描き込めばよかった気もしますw)

●オハニ36 11
・荷物標記を現役時の上寄りに変更 (もう少し上のほうがよかったようですがw)
・側窓を閉じた状態に (他車に人の姿がないので、統一感を出すために修正w)
・妻面の反射円板を除去

●マロネ40 (オハ47ベース)
・片デッキ化
・窓配置変更 
形式図の窓配置に合わせて側窓を1つずつコピー&形状変更し、その後、吹寄せ(窓柱)部分を車体色で塗り潰し
本当はカーテンを追加したい気もしましたが我慢しましたw
・シルを細く (マロネ40のシル幅はオハ35などと同一で、オハ47などよりも細いので)
・青1号の等級帯と寝台標記追加
・デッキ上の等級表示灯追加 (ほとんど見えませんw)
・屋根と妻板を、横川のマイネ40写真から移植・変形・色調整
・台車をTR47に変更 (他の写真のスハフ42より)

●スロ54 (オハ47ベース)
・片デッキ化
・窓配置変更 (手法はマロネ40と同様)
・青1号の等級帯追加
・デッキ上の等級表示灯追加 (こちらもほとんど見えませんw)
・台車をTR47に変更

●オシ17 (スハフ42ベース)
・側面は、横川のオシ17写真から移植・変形・色調整、急行札・順位札追加
 横川のオシ17は青15号というだけでなく、色あせてるので塗り直しに近くなりましたw
・オシ17 5~9っぽくするため、窓配置や窓構造も変更
・屋根は断面形状と色調を変更、通風器の一部を撤去してそれっぽく
・台車をTR53に変更

●ナハネ11 (オハ47ベース)
・側面は、横川のオハネ12写真から移植・変形・色調整、急行札・順位札追加
・便所窓を大型化
・屋根は断面形状と色調を変更、送風機カバーをそれっぽく描画
・台車と床下機器はオハニ36のものに変更 (機器配置は異なりますが、遠くの車両なので手抜きw)

●ナハフ11 (上のナハネ11ベース)
・側面は、横川のナハフ11写真から移植・変形・色調整、急行札・順位札追加
・前後を反転させるため、車掌室窓と便所窓を入れ替え

加工点は大体こんな感じですが……ひたすら自己満足ですw

ちなみに、加工中、軽量客車の色変更前だとこんな感じでした。
2013.04.01 「はやぶさ」 加工中s
マロネ40とスロ54の等級帯も非表示にしてみましたが、これだと全く謎の列車ですw

客車の拡大画像も載せておきます。(画像クリックで原寸の1/2サイズ)
2013.04.01 「はやぶさ」 加工中客車s
↑加工中 ↓完成状態
2013.04.01 「はやぶさ」 客車s
このサイズだと、列車行先札や急行札に文字のようなものが書かれてるのがわかるかと思います(笑)
あと、こうして見ると、マロネ40屋根の空調蓋付近のコントラストをもっと強めにしたほうがよさそうな気がします。
(今更w)

そのマロネ40について、形式図的なものを貼っておきます。(今回は着色を省略しましたがw)
マロネ40車内s
マロネ40形 (マイネ40 1~21→マロネ40 1~14・16~21) 1948年製造、1955~1956年 片デッキ化改造
 定員 区分室(A) 6人  開放室(B) 16人  喫煙室 3人
20系客車登場以前の在来形客車としては比較的新しく、冷房付きで、なおかつまとまった両数が存在したため、実質的に最優等の寝台車として、九州急行、東海道夜行などで使用され、初期の九州特急(あさかぜ、さちかぜ、平和、はやぶさ)にも1~2両が連結されました。
使用列車などの経歴については、過去記事で触れています。

外観的には、典型的な合造車的窓配置と室内配置、冷房付で屋根に風洞を通しているために深い屋根などが非常に個性的で、個人的にとくに好きな客車の一つです。(現存車としては、最も乗ってみたい車両です)
「はやぶさ」にはこの形式が連結されていることも、画像加工したくなった大きな動機でした(笑)





個人的には、以上の加工でけっこうそれらしくなった気はするので、ほぼ満足できたのですが、客車7両だとやや物足りない気もしたので、東京-博多間の客車13両フル編成「はやぶさ」も作ってみました。
2013.04.01 「はやぶさ」 在来形客車13両s
編成は、C61 20+オハニ36+マロネ40+マロネ40+スロ54+オシ17+ナハネ11+ナハネ11+ナハフ11+ナハネ11+ナハネ11+ナハネ11+ナハネ11+ナハフ11です。
2号車マロネ40と後部5両が東京-博多間連結ですが、マロネ40のうち1両を付属編成とせず、編成前方に優等車をまとめているのは、特急列車としての格式や編成の見栄えを重視したのだろうと思います。
実際、等級帯の目立つ優等車が3両固まっていると見栄えがしますが……博多での2号車マロネ40の開放・連結作業は大変そうな気がします(笑)

なお、在来形客車時代の「はやぶさ」の九州内の牽引機は以下の通りでした。
 下り……博多→鹿児島間C61、門司→博多間C59
 上り……鹿児島→門司間C61
このため、上りについてはC61も13連を牽引したものの、所定での下りは7連の付属編成の牽引のみで、上画像のようなC61牽引でオハニ次位の13連は見られなかったようです。
(イレギュラーはあったかもしれませんが)


それで、13連化加工ですが……煙が客車にかかってることもあって、増結作業には数時間を要しましたw
しかし、やはり優等車を含む在来形客車の長編成だと、実に見栄えがします♪
当方が最も見てみたかった列車は、このような、蒸機牽引の在来形客車による優等列車なので(欲を言えば特急より車種豊富な夜行急行のほうが好みですが)、それが存在した時代に生まれてなかった無念を、今回のような加工で、わずかながら晴らせるような気もします(笑)

今回の加工で、時間さえかければ、思っていた以上に自由な編成が組めることがわかったので、今後もたまに、みょーな画像を作りたいと思いますが、動態保存客車に二重屋根車が存在せず、3軸台車を備えるマイテ49も近年運用がないのは残念です。
(それらの運用があれば、戦前製優等寝台車や食堂車等の製作難易度が下がり、再現可能な編成がさらに増えるのですが…w)
また、ぶどう色のEF58牽引の客車列車をほとんど撮ってなかったことも、今更ながら惜しまれます。
(それがあれば、新幹線開業前、最盛期の東海道夜行急行もどき画像も作成可能なのですが…w)

……と、キリがないので、このあたりで終わっておきますw
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視覚的バーチャルリアリティ

タイムマシンでデジカメを持って当時へ行けば
こんな写真が撮れるんでしょうね。
年寄りはこの時代のカラー写真と言うと褪色した感じが
つきまとうので極めて新鮮です。以前、戦時中の
モノクロ写真にデジタル着色した写真を見て感動しましたが
それを凌ぐ感じですよ。考えて見ると
タネ車は結構あちこちに残って居るんで、どなたか奇特な方が
数十億円を掛けて整備・加工し実際に走らせてくれんかいな。。。

えちぜん鉄道の写真、新郷-武州荒木に似た風景に思えます。
40年くらい前に永平寺まで乗った事がありますが
他の線には乗ったことがありません。車体はジェットカー?ですか。
下回りがTR11似のブリルだかボールドウィン風台車というのも凄い。
日本中の中小私鉄が東急と井の頭線中古車に席巻されそうなんで
がんばってもらいたいですね。

また遅くなりました…

コメントありがとうございます。
だいぶ前にお話しました「C61はやぶさ」風画像ですが、ようやくできました(笑)
以前のお手軽加工(http://maronokimagure.blog100.fc2.com/blog-entry-291.html)とは比較にならない手間と時間を要しましたが、客車については、思ったよりもそれらしくできた気がしています。

『タイムマシンでデジカメを持って』……確かに、こんな感じの写りになりそうです。
そうしたことは何度も夢想したものですが、さすがにタイムマシンは無理そうなので、こうした写真加工で我慢しようと思います。
(鉄道の場合は、昔と同じ車両や類似形式が現存するので、デジカメ画像の加工が可能なのは幸いです)

ところで、この時代のカラー写真ですと、『発掘カラー写真-昭和30年代鉄道原風景』 http://book.akahoshitakuya.com/b/453306177X に掲載の写真は、昭和50年代以降に撮った?と思えるくらいに色鮮やかで鮮明ですが、一般的には確かに、褪色した感じが多い気がします。
それと、デジタル着色写真というと、当方も、軍艦の着色写真で感動した覚えがあります。
本人的には、今回の加工画像が、他の方の目にどのように写っているのかよくわからないのですが(反応は薄いですし)、お褒め頂けて嬉しく思います。

タネ車は……JR東・西・東海などから集めれば、マイテ39・49、マイネ40×2、マロネフ59、オロネ10、スハシ38、供奉車344号……と、優等車だけでもかなり集まるのですが(笑)
個人的には、九州などの豪華列車よりも、かつての優等車を集めた豪華列車のほうが遥かに魅力を感じます。


えちぜん鉄道のあのあたりは、文句なしの形式走行写真を撮れる点や、後追い写真での景色の良さなど、撮ってる時も新郷-武州荒木に似てると感じましたが、写真からもそれが伝わったようで幸いです。

『40年くらい前に永平寺まで』というと、吊掛車の時代で、廃線路線も含まれるようで……羨ましいです。
ただ、えちぜん鉄道の他の路線も、乗っててなかなか楽しいと思います。
(三国芦原線線は勝山永平寺線と異なり平坦路線ですが、冬なら雪景色で楽しめました)
MC2101形の車体は、いかにもジェットカーのようですが、えちぜん鉄道では吊掛式となってレシプロカー?に退化したのが面白いです(笑)
個人的には、阪神時代を見たことはなく、琴電とえちぜんで見てるだけなので、この組み合わせがむしろ自然とも思えてしまいますが、日車D形類似の台車の存在感は際立ってると思います。(だからこそ撮りたくなりました)

えちぜん鉄道の主力形式は、外観的には新型然としてますが、車内はセミクロスシートで主電動機はMT54と、好感の持てる内容なので、いずれまた乗りたいと思えます。
(中小私鉄の東急化は……やむを得ないとは思いますが、面白味に欠けます。そのせいもあって、なにかについででないと行かない路線が多いですし)
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当初は琴電旧型車主体でしたが、近年はヒサシ付EF81、「カシオペア」、C61/D51+在来形客車、秩父C58、EH500一次形、銚子電鉄などが多めです。
(過去記事は琴電旧型、秩父小豆1002F、「北斗星」、「あけぼの」等多め)
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 (2015.2/16新設)
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